エアロ工房

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RCモーターパラグライダー
(2010.10.31) 

モーターユニット改造後(上)と初期型(下)

ユニット
モーター
ハイペリオン3009
アンプ 30A
バッテリー 2500mA
ペラ APC 10×5
ユニット重量 840g 
電力 300W(必要電力180W)
RCコントロールシステム スロットル1/エルロン・ラダーをミキシングで1CHとして使用。
コントロールシステム ライザーを直接引くことによる体重移動方式(ブレークコード固定)
目 的 フレキシブルウイングの飛行特性を経験した理論から推察しRCでの飛行特性を研究する。
備考 必要推力から見れば30クラスモーターではかなりオーバーパワー。ただあまり軽いと問題があるのでこれを使用。

2号機でのテストアタックアングルを5度マイナスに調整

アタックアングルを10度マイナスに調整。まだ足らない。要ブレークコード調整。

やっと調整が成功。ほぼ完全なコントロールが可能になった。

関連リンク

HK製パラグライダー



●HK製パラグライダーついて

実際にパラグライダーを乗ったことのあるものとして、見かけがこれまでのものと比べてかなりカッコイイのに引かれて、また安価でもあるので即購入してしまった。しかしこれがかなり調整にてこずりかれこれ3回目の挑戦でやっとまともに飛ぶまで煮詰まってきました。パラグライダーについてはかなり知識と経験がある私でさえ、最初は全然立ち上げさえままならず「本当に飛ぶんだろうか?」と首をかしげたくなるようなものでした。

まあきっちり調整をすれば飛ぶことはわかりましたが、飛行および調整の要点がわからないとかなり苦労をすると思います。ですので以下に要点を列記します。

●モーターユニットについて

まだ現在(2010.10)このユニットの市販品は出ていないので自作しかありません。ですがわりと簡単につくれると思います。まずワッカは市販のPPの植木鉢を切って使用。ちょっと重いですが丈夫で壊れません。これを適当なアルミのマウントで胴体と接続してやれば完成です。このワッカにアンテナ線を這しています。2.4Gならその必要はないでしょう。全備重量については感覚的なものですが、600g以上1,000g以下くらいならいいと思います。私の場合は840gですが、まだ重量に対する余裕はかなりあるように思いました。また、最初の試験では車輪はあってなくてもいいようなものです。地上滑走をさせたいなら最初から推力線抗力線等を十分に考えてからの機体製作となります。

●操縦について

実際のモーターパラでもそうですが、必ず過大なピッチアングルにならないよう機体を安定させ、ローリングを極力おさえるのが基本です。あおるようなスロットルはもっての他です。機体自体に振り子の周期をもっていますのでできるだけ同調しないような操作が必要です。左右については立ち上げ時にはニュートラルですが、スロットルON時は大きな左にとられるトルクが掛かります。このときは右うちっぱなしでヘリのようなニュートラルのないラダ−の感覚を身に付けてください。

@アタックアングルの調整 NEW!(リクエストによりUP)

↓赤線部分を調整したライザー。DライザーはそのままでAライザーは下の連結部と同じ位置まで順次下げていく。固定はタイラップが良い。

ノーマルの状態では全く立ち上げさえうまく行きません。私の計算ではノーマルではアタックアングル(仰角)が10度は多いと思います。ライザーを写真のように調整してください。ライザーは前縁からAライザー、B・C・Dとブレークコードの5つに分かれています。このAライザーを機体を引っ掛けるワッカと同じ位置までにしてください。あとは写真のようにほぼ等分にライザーを短縮してください。留めるのはタイラップの細いのでいいと思います。これが一番重要です。

Aブレークコードの調整

アタックアングルの調整とともにブレークコードの調整も必要です。アタックアングルを少しでも減らす目的でややあまり気味に(長め)にします。長さはDライザーと連結しそこから熊手の根元(糸を表現している)まで69cmでした。今回の私の方式は体重移動方式なのでこのブレークコードで直接のコントロールはしません。実際のパラはブレークコードで行いますが、アタックアングルをしっかり決めてからでないとブレークコードの方式にはできません。ただブレークコード方式にするとスパイラルダイブ等の派手なことができます。ただストールによる墜落の危険も増すでしょう。