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ヨンダーバード→ガルフストリームG300改造計画(2006.3.12)

翼 長 1,080mm
翼面積 16du
全 長  1,200mm
重 さ 870g
モーター enpower4-KV3600×2
アンプ CC-10×2
リポ 2250mAデュアルスカイ
ダクト エンルート製
翼型 MH46−9.1%
操縦 6ch5サーボ(主翼2サーボ
フラッペロン)前輪操舵可能
データ ダクト推力280g×2(単体測定)
電圧9.8V/電流18A/178W

目的

ツインダクト機を製作。ダクトノウハウを蓄積する。

工法

胴体:ベニア+ヒノキ角材枠組→1mmスチレン→テープ張り、前後は発泡スチロールブロック
翼:バルサリブ組→1mmスチレン→テープ張り(ヨンダーバード翼流用)
尾翼:バルサ+スチレン→テープ張

仕上

色テープ張り


◆ 飛行インプレッション NEW!

2回目の飛行でグラウンド(土の飛行場)からの自走離陸に成功した。万感の思いである。まずは飛行ビデオをご覧下さい。プロペラ機が比較するとかなりスピードに乗っているように思うが、これで180W足らずで飛行しているものである。ポッドによるダクト効率が高く、翼の性能は前作のヨンダーバードで高性能は証明済み、しかも流線型による全体の空気抵抗が極めて低いことによるなめらかな高速飛行。そして後退角による直進のすばらしさ。高速になるとエルロン舵は傾くだけでほとんど横すべりをしないように感じる。エレベータで回る感じになってしまう。また高速飛行のため、場周飛行もいままでより大きくなってしまうようである。なによりカッコよさとツインダクトの共鳴音はすばらしく成功の満足感にひたれる帰り道であった。

◆ 計画について(序章)

そろそろ無尾翼機にも慣れて次の機体を考えていた。ダクトファンに手をつけてみたいが、家内の圧力もあり(笑)すでに1機つぶさないと新規に作れない状態である。そこでいろいろネットを漁っていたところ、ガルフストリームG350が候補に上がった。このG350の平面図とヨンダーバードの翼を見比べて欲しい。翼端の一部を除いて全く平面形は一緒だったのである。特に平面形の後退角度は1度も変わっていなかった。胴体を作り直せばすぐ飛行可能である。特に主翼だけでも飛ぶ機体なので(無尾翼なのであたりまえ)尾翼の小さいジェット機でも大丈夫だろう。また大変丈夫な主翼であるし、もともと9%の薄翼なので高速使用にも十分適応できるだろう。HPにある平面形を拡大してみたが、胴体径107mm、主翼1,000mm、ナセル径76mmくらいで忠実にいけそうである。一応仕様としてGWSのEDF55、KV3600-40g程度のブラシレスモーター、CC-10×2、2200mAリポ、静止推力250×2=500g、総重量650gくらいでいけそうである。問題になる車輪についてもいいアイディアが浮かんだので実現してみたい。

◆ 設計仕様
設計仕様については下記を目標とした。
1.未舗装から自走離陸できること。
2.前輪操舵できること。
3.リポは10C-全開6分が確保できること。
4.操縦性が良好なこと。
5.引き込み脚にはしないが脚が出たままの飛行イメージにならないこと。

今回のアイディアの目玉はハーフ脚であろう。私はグライダー以外では飛行機に車輪は絶対つけるべきとの信念があるので手投げや胴体着陸はさせたくない。
しかし脚が出たままでは大きくスケール感が損なわれる。
また忠実なスケールのタイヤの大きさでは舗装路面以外は離陸不可能であろう。うちの飛行場も土の凹凸がある滑走路である。
そしてこの問題を解決するため、考え方をちょっと変えて「脚にみえない車輪にすればいいだろう」ということで前輪に大きなタイヤをつけ半分胴体内に隠しハーフ脚とした。後輪は実機のフラップ支えカバーに似た車輪とした。これは翼後端についているので方向安定性にも寄与する。このアイディアができてガルフストリームの製作が進行したのである。


胴枠製作

ガルフの公開図面をA3プリンタで拡大印刷。胴枠位置を決めたのち胴枠部品を製作。

図面にあわせて3mmヒノキ角材を瞬間接着剤で仮組しながら作製。前後左右上下の位置・曲がりを確かめる。主翼取り付け部は5mmバルサで補強。


ダクトマウント・主翼ボルト製作

ダクト部は6mmバルサハーフプランクと硬木を埋め込みマウントとする。

主翼の取り付けは垂直尾翼との位置関係を確かめながら合わせ切削。また取り付け角も正確にチェックする。


尾部曲面張り

胴体の曲面に合わせてスチレンを現物合わせで鋏みで切っていく。曲面を展開した形をある程度想像する技術が必要。今回の工作でもっとも難しかった部分。最初はEPPで楽に貼り付ける予定だったがあまりにもEPPの質感がスチレンと不似合いなため、スチレンに変更した。


ラダーサーボの取り付け

ラダーサーボは垂直尾翼取り付けステーに直つけ。サーボホーンの頭がちょうど出るくらいにしておく。また延長コードも取り付けておく。


前輪操舵システム

前輪の操舵システムはサーボホーンから直結した脚リンケージとする。延長コードの接続を忘れないようにしておく。

また重心位置の関係でここに動力バッテリーと受信機バッテリーを置く。サーボ下にバッテリートレイを作成する。


尾翼の製作1

バルサで枠組後、スチレンを貼り付け。エレベーター翼内にサーボを配置するので予め垂直尾翼にケーブルを通しておく。


尾翼の製作2

テープまで貼り終えたのち、エレベーターリンケージを済ませておく。エレベーター動翼は左右独立でホーンの穴位置関係で左右の動きのバランスを取る。


スチレン胴の製作

予め曲げクセをつけておいた1mmスチレンを丸胴に巻いていく。丸窓は薄くけがいた鉛筆線と丸ゲージにあわせてカッターで慎重に繰り抜く。機首部分は東急ハンズで買った発泡ブロック材で丁寧に切削加工した。


ダクトの製作

全ての部分をタミヤ0.2mmプラバンで製作した。まず内側をダクトにあわせて丸める。そのあと両面テープ・3mmEPP・両面テープの順に貼り付けておき、胴体に取り付け後外カバーダクトを貼り付ける。胴体に取り付け後の塗装は大変なので予め単体のとき塗装しておく。ダクトの角度調整は1回で決まらないのでタイラップを余分に買っておく。


主翼車輪

主翼車輪は重心位置を考慮し、わずかに重心より後ろにする。エレベーターの尾部を下げる力により主翼仰角が取れれば成功。

フラップ付きに改造(主翼新規製作。1サーボでフラップコントロール)

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