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EDF40クラススケールカナード「EZ-fan」(2007.1.3)

翼 長 540mm
翼面積 8.2du(7+1.2カナード)
全 長  400mm
重 さ 190g
モーター feigao-KV5800
アンプ feigao10A
リポ 400mA HP
ダクト GWS40(6→3翼に加工)
翼型 クラークY類似
操縦 3ch3サーボ
データ ダクト推力?
電圧?V/電流?A/?W
目 的

スケールプッシャー機をダクトに改造設計。操縦機構にカナード+エレボンを投入し操縦の安定を計る。

工 法 FRP+バルサ
仕上げ オラカバ+塗装

関連リンク

カナードEZ−Rocket(エアロスペースリファレスライブラリー)
Rutan Long-EZ (エンサイクロペディア)


◆ 序章

後退翼カナードでカナード面積が小さい場合、不意に横滑りで墜落することがあることがあった。カナード機の場合まともに飛んでいても姿勢が崩れたときにリカバリーが効かない場合がある。これは後退翼の場合や前後の翼面積のバランスが悪い場合(前翼が小さい)に出るようだ。前進翼の場合はカナードが小さくても主翼に同一方向に力が掛かるので舵が良く効く。ただし低速直進性に難があるのが欠点だ。そんなわけで後退翼の時の姿勢のリカバリーを効く飛行機にするべく、今回はカナードとエレボンをミキシングしてみることにした。

誤解を恐れずに言えば、この元の設計のバート・ルータン氏のLONG-EZは無尾翼的な安定の上にカナードをつけている機体と私は見たので、小さい模型では「カナード+エレボン」の必要性を特に感じた。

なお前作の主翼をそのまま流用し工程の短縮を計った。(笑)
今回、FRPの樹脂量を制限して製作したため、「卵」の殻の厚みは0.2mm (ノギス実測)しかなく、内側を研磨しないグラス胴としては限界に近い厚さとなっており、機体ボリュームの割には非常に軽量だ。塗装後は0.35mmと多少厚くなったがそれでもぺらペラという表現が近い。薄いものほどあと工程がシビアになり、ちょっとのことでも割れたり穴があいたりする。また光を通すため塗装がムラになりやすく下処理にノウハウがまたいりそう。また色々勉強した工作だった。

◆ テスト飛行インプレッション

まずテストグライドをさせてみた。

1.重心後ろすぎ。  2.重心まだ後ろ(もう少しでOK)。

どうも思ったより前に重心はあるようだ。パッセンジャーの位置が重心というのがタンデムの一般的な所だと思うが、それよりもう少し前のようだ。このテストグライドにより、もうひとつ問題が発生した。大変手投げが難しいことだ。ピッチ方向を正確に保って手投げしなければ真下に墜落してしまう。ちょっと下に投げると真下に墜落し修正が全くできないまま突き刺さってしまう。ヨンダーバードでもそんなことがあった。このときはSAL投げすることで解決した。今回もSAL投げした方がよいかもしれない。ピッチ軸のずれは即墜落で修正の時間はまったくないが、ヨー軸の多少のズレは飛んでいる間に修正されるからである。もう少し研究して十分OKになってから本番をしないと手投げ一発で壊すことになるだろう。重心位置を前にするのにサーボベッドが干渉しちょっと改造が必要になった。もう少し時間が必要だ。

パワーオン!!飛行ビデオ (6MB)

1/14に飛行してみた。初飛行では重心位置およびエレベータのトリムが合ってなく、エレベータフルアップで浮くのがやっとで1周回して緊急着地した。2回目でそれぞれを微調整してやっと飛行成功した。コントロール性はまずまずで素直だが、EDF40でこのダクト形状ではあまりパワーに余裕がない。また飛行が遅いためにラダーがあまり効かずヨー方向の安定が今ひとつで時折細かなヨーイング・ダッチロールがみられる。また課題が残った初飛行だった。

EZ-fanはダクト機として飛行に成功しましたが、いっぱいいっぱいの飛びで推力に余裕がなくちょっとトリムが取れないと低空のまま墜落する機体です。飛ばしてもあまり面白くないのでプロペラ機に改造しました。ダクトの外周をそのまま利用し、0.5mmアルミモーターマウントを付けて完成しました。モーターはVLです。重さは216gと26g重くなりましたが、推力は170gと跳ね上り推力重量比は0.8とまずまずの値になりました。小さい機体なので60Wでも充分元気に飛行できると思います。カナードとプッシャ-の効率の良さを考えると飛びは推力重量比1に近い機体となるでしょう。
ちなみにデータは9.3V/6.5A/60W/4.7×4.7グラウプナー/推力170g(実測)です。

快速!スピードカナード(1.2MB) NEW!